大塚駅北口から徒歩2分ほどのところにある、都電荒川線沿いの雑貨屋さん『ペンギン堂雑貨店』。
こちらのお店ではありとあらゆるペンギングッズを数多く販売しています。
今回は店主である高野ひろしさんにご自身のペンギン愛や大塚への想いについてお話を伺いました。
以前ご紹介させていただいた際の記事はこちらです↓
ペンギン型ゴミ箱に惹かれて底なしペンギン沼へ

僕は大塚生まれ大塚育ちで、子供の頃から公園や駅前にあったペンギンの形をしたゴミ箱が大好きでした。
大学の頃にその話で意気投合した人たちと「大日本ペンギン協会」っていうペンギンのゴミ箱を探して歩く会を作って、ペンギングッズを探して巡るうちにどんどんペンギングッズの収集にハマってしまって。
大学を卒業して家業のガラス屋を継いで、お店に好きな雑貨を置くことになってからは、徐々にペンギングッズが増えていって、最終的に35〜30年前にペンギン堂雑貨店になりました。
ゴミ箱がきっかけでペンギン堂雑貨店ができたと言っても過言ではないです。
今も家業のガラス屋を続けていて、雑誌のライターなども掛け持ちしながら『ペンギン堂雑貨店』の店番をしています。
自分好みのペンギングッズを幅広く取り揃えた専門店

ペンギン以外の商品や自分が好きじゃないグッズは置かないようにしています。
要するに自分のコレクションの延長ですね。
自分がやってきたことをそのままお店に残したくて。
実は日本にペンギングッズの専門店ってないんですよ。
ペンギンのキャラクターショップや水族館にペンギングッズコーナーはありますけど、街の中にペンギングッズを扱うお店ってないと思うんです。
うちに来てくださるお客さんは皆ペンギンが大好きで、そんなペンギン好きなお客さんたちの期待に応えたくて、なるべく多くの種類のグッズを置くようにしています。

その中でも特にまねきペンギンが好きかなぁ……。
うちではおみくじ、ハンコ、それからTシャツなど色々なオリジナルグッズを作っているんですけど、まねきペンギンはこのお店ができて最初のオリジナルグッズなんです。
前から招き猫のペンギン版っていうのを作りたくて、人気の作家さんに手描きで作っていただきました。
リアルなペンギングッズも良いけど、こういうペンギンっぽくないようなペンギングッズの方が好きですね。
生物としてのペンギンに関する知識は絶対にお客さんの方が詳しいですしね(笑)。
変化しても個性豊かで面白い大塚であってほしい

昔の大塚にはバラエティ豊かな個人商店ばかりで、楽しかったですよ。
昔とは大分変わりましたが、今の大塚だって面白いですよ。
最初の再開発前の大塚には長屋みたいな商店がいっぱいあったんですけど、最近の再開発で自由通路やアトレができてから、すごい勢いで変わり始めて、物販の個人商店がすごく減りました。
全部ビルに建て替えられて小綺麗になりましたね。
知っている人や知っている場所が減ってしまって、寂しく感じることもあります。
でも、今の大塚には色々な国の人がいて、お客さんにも外人の方がすごく増えて、これはこれで楽しいですね。
今後大塚をさらに開発していくとしても、若い人たちが大塚でお店を始めてみようと思える余地を残してほしいです。
難しいだろうけど、新しい人たちにチャンスがあって、個性豊かなお店であふれる街にしてほしいですね。
生まれも育ちも大塚の店主が選ぶ大塚で行きつけのお店
鳥忠っていう65年もやっていた居酒屋さんが好きだったんですけど無くなっちゃいましたよね。
子供の頃からあったし、打ち上げとか忘年会とかも鳥忠でよくやっていたので本当に残念です。
あとは三番倉庫っていう地元の人が集まるバーとか、洋食GOTOOという美味しい洋食屋さんがあって、そこもすごい好きですね。
でもやっぱり大塚っていう街が丸ごと好き!
毎朝天祖神社にお参りに行ってから、細い路地を散策したりしていると、日々新しい発見があって楽しいです。
最後まで、『ペンギン堂雑貨店』を1日でも長く続けるために

1日でも長く、このお店の店番をしていたいです。
『ペンギン堂雑貨店』は、大好きな都電の目の前で、大好きなペンギンに囲まれて、色々なお客さんと楽しくお話ができて、自分にとって極楽のような仕事場です。
今はいくつか仕事を兼業してますけど、体力的に最後まで続けられるのはおそらく『ペンギン堂雑貨店』なんですよ。
お店を続けられるっていうことは元気の証拠なので、お店を1日でも長く続けるためにも元気でいたいです。
大塚を一言で表すなら?

「ぼくは都電の子」です。
実は、ペンギン好きになる前、子どもの頃は都電の運転士になりたかったんですよ。
だから今でも都電荒川線が大好きなんです。
都電のある大塚で生まれ育って良かった!



