飲食店が立ち並ぶ北大塚・銀の鈴通り商店街を歩いていると突然姿を見せるオシャレな外観のフォトスタジオがあります。
そこは今年で創業70周年を迎える『コグレスタジオ』。
三代目の小暮将司(こぐれ まさし)さんは大塚で生まれ育ち、現在も大塚で働く生粋の大塚人です。
近隣の小学校のスクールフォトをはじめ、こだわりの詰まったスタジオ撮影を中心とした地域密着型のフォトスタジオを営む小暮さんに、子どもを相手にした撮影スタイルや大塚への想いを伺いました。
大塚で70年続く地域密着のフォトスタジオ

コグレスタジオは、ちょうど70年前の1956年に私の祖父が創業しました。
当時はカメラの販売やフィルム現像といった仕事が主だったようです。
それが2代目の私の父の代から、地域の小学校での写真撮影やアルバム作成などを中心としたスクールフォトの仕事を多く行うようになりました。
当時からスタジオでの撮影も行ってはいたのですが、スクールフォトの方が忙しくてなかなか手が回っていなかったようです。
そして、私が大学を卒業して3年間ほど別のフォトスタジオで修行をして、コグレスタジオを3代目として継いだ形になります。
記念写真の撮影などを多く行うフォトスタジオで修行していたこともあり、私の代からスタジオでの撮影を本格的に始めました。
今は、近隣の小学校6校のスクールフォトも担当していて、平日はスクールフォト、土日はスタジオでの撮影というのが多いですね。
友達の家に遊びに来るような感覚で

スタジオでの撮影は、子どもを撮影させてもらうことが多いですね。
子どもには節目や記念日が多いこともありますし、何より私自身が子どもと触れ合うことが好きなので、スタジオでも一緒に遊びながら撮るというスタイルで撮影しています。
質問や会話をしたり、おもちゃで一緒に遊んだりしながら撮るというのが私の撮影スタイルです。小さい子どもだとスタジオでの撮影ということで、緊張してしまう子もいるのですが、ここへは友達の家に遊びに行くような感覚で来ていただければと思っています。
スタジオは1階と2階にそれぞれセットがあって、シーンに合わせて使い分けていますね。

ちなみに、ここもそうですがスタジオのセットはDIYをして作るという方が多いんです。
職人さんに頼んだ方が綺麗に出来るかもしれないけど、細部に自身のこだわりを反映させたり、ある程度のムラがあったりする方が、スタジオとして良さが出て写真に活かすことができます。
離れて気づく大塚の温かさ

大塚で生まれ育ち、一昨年(2024年)に引越しをするまではずっと大塚に住んでいました。
今は住んではいないものの、こうして仕事で毎日大塚に来ています。
昔は、どうしても暗いイメージがあって治安も正直あまり良くなかった記憶がありますね。
それがここ最近は駅前の再開発を経て、街が綺麗になって住みやすい街にどんどんなってきている印象です。
大塚の魅力といえば、山手線が通っていたり池袋が近くにあったりという利便性の高さ、それから街の人の温かさですね。
商店街の連合などのコミュニティなど、横の繋がりの強さを感じます。
こういった大塚の魅力的な部分は、大人になってから、そして引越しを経て大塚を離れて暮らしてみたからこそわかった部分かもしれません。
大塚でお気に入りのお店は、焼肉屋の『山水園』さんですね。
子どもの頃から家族でよく行っていました。
子どもの成長を共に見届ける

本格的にスタジオ撮影を始めたのが5年ほど前で、当時0歳だった子どもが七五三などでまた来てくれて成長した姿を見ることができるのはとても嬉しい瞬間です。
親戚のおじさんのような気分で接しています(笑)。
これからも子どもの成長を0歳から20歳になるまで写真として記録に残しながら、見守っていきたいと思っています。
写真というのは見返した時に一番価値が出るものだと思います。
小さい時に撮った写真を見ながら「あの時こうだったよね」と楽しく振り返っていただくきっかけになると嬉しいです。
大塚を一言で表すなら?

大塚は「あたたかい街」ですね!
生まれた頃から大塚にいて、小さい頃はそれが当たり前に感じていましたが、大人になってみて、そして大塚を離れて暮らしてみて、改めて大塚の街の人のあたたかさを実感するようになりました。
| 店舗名 | コグレスタジオ |
| 住所 | 東京都豊島区北大塚2-8-10 |
| 営業時間 | 9:00 – 18:00 |
| 定休日 | 水曜日 |
| リンク | 公式HP |

