いくつもの石碑が歴史を感じさせる。憩いの場『宮仲公園』

公園名の石碑 公共施設

こんにちは!
GOtsuka編集部のタカザワです。

今回は、大塚ランチをした後に北大塚散を策中している際に見つけた、
少し変わったものが置かれている『宮仲公園』を紹介いたします。

遊具等はなく、地域の憩いの空間となっている

大塚駅北口から7分ほど歩き、駅前の喧騒から少し離れた場所に宮仲公園はあります。

地図はこちら↓

公園の全体図
公園の全体図

公園内はこのような感じになっています。
遊具等は置いてありません。

ベンチ

このようなベンチが3箇所ほどあり、2人組、3人組の方がここに座って談笑を楽しむ、
という素敵な楽しみ方をされていました。

駅前からは少し距離のある場所ということもあり、
まさに周辺の方の憩いの場になっているという印象を受けました。

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歴史を感じさせる石碑の数々

そして公園にはちょっぴり変わったものが複数建っておりました。

公園名の石碑

こちらは公園の名が記された立派な石碑。

設立の経緯

その裏にはこちら。
ここでは少し見えづらいですが、この宮仲公園の由来が記されています。
昭和13年に近くに住んでいた渋沢正雄氏(あの渋沢栄一氏の三男!)が当時の東京市に土地を寄付したことで、
その土地を使いこの公園を開設したとのことです。

皇后が詠まれた歌

こちらは昭和18年に近くで防空訓練が行われた際に皇后が視察に訪れ、その際に詠まれた歌が記されています。
それにしても立派すぎる。
↓に解説があります。

その解説

粋なことしますね〜。歴史を感じます。

大谷大学開学の石碑

「大谷大學開學の碑」と記されたこちらの石碑については、

明治の終わり頃、1901年(明治34年)から1911年(明治44年)の間、現在の公園のすぐ近くに東本願寺の学寮の流れを汲む真宗大学(現在の大谷大学の前身)があったということで、その記念碑が公園内にあります。

引用:日本1000公園(https://nippon1000parks.blogspot.com/2014/03/6241000.html

ということだそうです。

皇后の歌に加えて、大学開学の記念碑まで建てられている公園って一体…。

今回は一見普通の公園に見えて実は少し変わった側面を持つ『宮仲公園』を紹介させていただきました。
友人と時間を気にせず語らいたい。一息つきたい。そして石碑を見てみたい。
そう思った方はぜひ一度足を運んでみてください!

タカザワ

GOtsukaを運営する㈱アナザーパスインターン/ライター。大阪出身、上京5年目の大学院生。大塚グルメでカロリーを蓄え、日々のランニングで燃焼するまでが一連のマイブーム。