こんにちは。
GOtsuka編集部のヤナイです。
大塚の魅力を発掘、発信しはじめてからしばらく経ちましたが、当たり前すぎて触れていなかった景色があります。
それが、東京さくらトラム(都電荒川線)です。

JR山手線大塚駅とクロスするように走る都電荒川線は、東京都荒川区の三ノ輪橋停留場から新宿区の早稲田停留場までを結ぶ、現在東京に残る唯一の都電となっています。
大塚駅前に現れる都電の姿はまさしく大塚という街のシンボル的存在であると言え、周辺に漂う独特なレトロ感を演出しています。
本日はそんな都電に関する小噺です。
都電の車両物語が学べる!?JR大塚駅→大塚駅前停留場までの連絡通路
JR山手線大塚駅を降り、都電荒川線に乗り換える連絡通路の途中、都電の歴史を学べる場所があるんです。
改札を出て右手側、南口に向かって進路を取ると都電荒川線の停留場へつながる通路が見えてきます。



この通路にはこれまで使用されてきた都電車両の変遷と、当時の時代背景が写真や図と共に展示されています。

何気なく通ると見逃してしまいそうになる狭い通路ですが、その情報量には驚かされます。
また、大塚駅前の都電沿線を見てみると、たくさんのバラが植えられていることにも気づきます。
実はこのバラ、街の方々の想いが詰まっているんです。
詳しいことは実際に通路へ行ってみて、ぜひその目で確認してほしいのですが、池袋と巣鴨に挟まれた大塚という街をどう盛り上げていくのか、街の人々の問いとそれに対する考えを知ることができます。

大塚の街と都電、そして普段何気なく見ている沿線のバラの歴史についても知ることができる連絡通路。
知った後だと、目に映る大塚の景色も変わってくることでしょう。
ちなみに、大塚では毎年『大塚バラまつり』というイベントも開催されています。
日々のお散歩ついでにご紹介した通路に立ち寄り、知識を身につけた状態で来年の『大塚バラまつり』に臨んでみるのはいかがでしょうか?